ヤーズ配合錠 は1シート目から効果が期待できる??
PMS(月経前症候群)の改善薬のヤーズ配合錠とは?
ホルモン療法として低用量ピルが
処方されることがあります。
女性ホルモンの乱れが深く関わって
いると考えられており、
女性ホルモンを補い整えることで、
改善すると考えられている為です。
現在日本で保険適用されるピルは、
改善効果が認められている、
「ルナベル」と「ヤーズ配合錠」
のみです。
(ルナベルにはフリウェルという
ジェネリック医薬品もあります)
私もPMSの改善薬として、
「ヤーズ配合錠」を婦人科で処方され、
実際に服用した経験があります。
その体験を踏まえて、
「ヤーズ配合錠」について
お伝えさせていただきます。
この「ヤーズ配合錠」の
特徴というのは、なんといっても
有効成分が超低用量であり
副作用が少ないというものがあります。
(超低用量ピルと呼ばれます)
私は従来の低用量ピルも
服用した経験があるのですが、
違いはあまり感じませんでした。
でも、友達は中用量ピルで
3か月で6㎏太ってしまった
経験があると言っていましたので、
体質によるものが大きいのかも
しれません。
ピルは副作用が強いというイメージを
持たれている方もいらしゃると思いますが、
この超低用量ピルならば、
副作用が強く出ない可能性も
あります。
また、このヤーズ配合錠は
1日1錠を決まった時刻に
服用することが大切です。
これも1錠あたりの有効成分が
少ないために、血中の有効成分の
濃度が短時間で低下し効果が
失われやすい為です。
いつも飲む時間よりも
6時間以上ずれてしまった場合は、
効果が失効してしまうかもしれません
と説明を受けました。
(通常のピルですと24時間程度
大丈夫だそうです)
ヤーズ配合錠 は1シート目から効果が期待できる??
このヤーズ配合錠は1シートで28錠、
一日一錠の服用ですので28日分
という事になります。
1シート当たりの価格は、
医院によって変わりますが
大体2000円~4000円程度が
多いようです。
初診の際には、
初診料や検査料なども別途かかります。
実際に受診される際には、
事前に病院に問い合わせされることを
お勧めします。
はじめの24錠は実薬(有効成分含)
残りの4錠はプラセボ(偽薬)ですので、
24日間服用を続けて4日間休薬することも
可能です。
(飲み忘れ防止にプラセボが含まれている)
ヤーズ配合錠の有効成分は、
黄体ホルモン(ドロスピレノン)と、
卵胞ホルモン(エチニルエストラジオール)
がごく少量含まれます。
黄体ホルモンと卵胞ホルモンの
投与によって、卵胞の発育が抑制され
排卵が起こらなくなり、
子宮内膜の増殖が抑えられると考えられています。
これにより、避妊効果(どのピルも100%の
避妊効果はありません)や月経困難症の
改善効果があります。
では、
このヤーズ配合錠は1シート目から、
みられるのでしょうか?
読んで字のごとく月経前に表れる
症状です。
では月経前というのはPMSでは、
いつのことを言うのでしょうか?
それは排卵後~生理開始までの
期間の事です。
ピルを飲むと排卵や生理が
無い状態ですので、
物理的に月経前という概念すら
無くなってしまいます。
(休薬後に消褪出血はみられます)
ピルを飲む前の排卵期に当てはめて
その時期の症状が無くなれば、
という事がいえると思います。
私自身の体験談で恐縮なのですが、
ヤーズ配合錠を服用した私の場合の
変化をお伝えします。
1シート目を服用し始めて14日目あたりが、
私の通常の排卵期に当たります。
びっくりするほど、
爽快感がありました。
何にもないんです。
私はイライラや気分の落ち込みが激しく、
生理前の2週間は常にハリネズミ状態でした。
ピルってこんなにも効果あるんだ!!
ってうれしい驚きでいっぱいでした。
長い戦い終了・・・
と思った矢先、なんだかおかしい。。。
2シート目に入ると、
1シート目の爽快感が無くなり、
なんかどんより曇り空・・・
ピルを飲む前は、
生理直後のキラキラ期1週間、
生理前の嵐の時期2週間、
生理の出血期1週間、
というローテーションでした。
けれど、ヤーズ1シート目は
1月丸ごと爽やかな秋晴れ、
ヤーズ2シート目からは、
ずーっとどんより曇り空。。。
3シート目も、
4シート目も、
5シート目でヤーズを服用するのを
止めることを決断。
そして、再開した生理とともに、
キラキラ期と嵐と出血のローテが
戻ってきました。
ヤーズを服用することによって、
激しい嵐はなくなったものの、
キラキラ期もなくなりました。
ヤーズを服用中も、
ずーっとプチイライラ
プチ怒りプチ落ち込みの
連続で、精神的に疲れました。
あとで調べて分かったのですが、
黄体ホルモン(プロゲステロン)の
作用によるものが多く、
このヤーズは黄体ホルモンが含まれています。
その為に、常に黄体ホルモンが
分泌されて異様な状態⇒ずっとPMS
という状態になってしまったと考えられます。
そしてもう一点、
そのことで思い出したのですが、
症状に悩まされました。
原因である黄体ホルモンとは、
妊娠をつかさどるホルモンであり
妊娠中により多く分泌されます。
その為、妊娠中はPMSの症状を
ひどくした症状に悩まされました。
妊婦さんって幸せそうなイメージ有りますが、
時期と同じようなことが起こっています。
決して、単純に幸福と言える状況では
ありません。
もしあなたが、黄体ホルモンの分泌が
に悩んでいる場合は、妊娠するとさらに
ひどくしたPMSのような症状に悩まされる
可能性があります。
またそういった体質の方は、
改善することができないかもしれません。
きちんとした食生活、
生活習慣の改善を行って、
改善してゆきましょう♪
それにプラスして、
私はサプリメントを使用しています。
と感じています。
みなさんも、自分の体質に合った
探してゆきましょう!!