月経前症候群に効くツムラの漢方薬「当帰建中湯(とうきけんちゅうとう)」
「当帰建中湯」ってどんな漢方薬?
全身の血行を促進して
体を温める効果があります。
これにより様々な痛みを
緩和する効果が期待できあます。
また、
特に下半身の血行不良から起こる
生理痛やPMSなどの月経困難症や
痔疾や脱肛の改善に効果的な
漢方薬です。
「当帰建中湯」に含まれる生薬の種類
当帰(トウキ)
桂皮(ケイヒ)
芍薬(シャクヤク)
生姜(ショウキョウ)
大棗(タイソウ)
甘草(カンゾウ)
細かな処方の配合量などは、
製薬会社などによって変わる事が
あります。
当帰には、体全体を温める効果が
認められています。
桂枝には強い血行促進効果が
認めらえています。
芍薬には痛みを抑えたり
筋肉の緊張を和らげる効果が
認められています。
そしてまた、
「大棗、生姜、甘草」
この3つの生薬はセットで処方
されることが多く、自然治癒力を
引き出す効果があるとされています。
これらの生薬には稀ですが、
副作用やアレルギー反応を発症する
方もいらっしゃいますので…
詳しくは、
製薬会社や漢方医に直接
お問い合わせください。
「当帰建中湯」が効く人はどんな人?
「当帰建中湯」が効くとされるのは、
虚証・寒証・血虚と呼ばれる証の方です。
一般的には、
虚弱体質で疲れやすく顔色の
悪い方によく効く漢方薬です。
しかし、
胃腸がとても弱く、食欲不振や吐き気、
嘔吐や下痢がある方が服用する際は
注意が必要です!!
漢方薬の服用は
素人の自己判断で服用するのは
効果を得られないばかりではなく…
命の危険をも伴う可能性が
あります。
ですので、
漢方に精通した漢方医に処方して
もらう事が大原則です!
生理痛や下腹部痛、痔や脱肛
さらに血行不良からくる
皮膚の黒ずみ、シミ、肩こり、
しこり等に効果が認められています。
また病後や手術後の療養期に
体力の回復を目的として処方
されることもあります。
当帰建中湯を上手に利用して、
改善してゆきましょう!!