つらい!!生理前のPMS症状を改善する方法とは?

生理の前になると、イライラ、むくみ、吐き気、めまい、おなかの痛み、頭痛などのつらい症状がある。それは、PMS(月経前症候群)かもしれません!PMSの症状を正しく知って、漢方、ピル、サプリメント、体質改善などの自分に合った効果的な改善方法を見つけて、はやめに治療してゆきましょう!

漢方は生理前のつらい症状の改善に適している?

PMS月経前症候群)の改善に

漢方は適しています!

 

 

生理不順や月経困難症(生理痛等)の

婦人科疾患に漢方薬って、
よく処方されるイメージないですか?
 
 
それって実は、
漢方がそういった内分泌異常で起こる、
病気の改善が得意だからなんです。
 
 
内分泌異常っていうのは、
体内で分泌されるホルモンバランス
乱れることなどが原因となっている異常で、
PMS月経前症候群もその一つと
考えられています。
 
 
逆に西洋医学は、
目に見える疾患、
原因がはっきりしている疾患、
経過が早い疾患、
手術や注射などで原因を排除できる
疾患などを得意としています。
 
(ふだん意識してませんが、
 普通によくある病院は西洋医学に
 基いた診療を行っています。)
 
 
漢方がこういったはっきりとした疾患が
不得意であるかと言うと
実はそうではないらしいのですが、
現在ではまずは西洋医学での
治療が試みられます。

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これは、世界的にみても西洋医学が
主流であり、日本も明治2年の開国以来
それにその流れに従ってきました。
 
 
現在では西洋医学が不得意とする、
原因がはっきりと分かっていない疾患
副次的な治療方法として、漢方が用いられる
事が多くなってきました。
 
 
生理前のPMS月経前症候群は、
実は原因が良くわかっておらず、
おそらく内分泌異常からくる疾患
だと考えられています。
 
 
つまり西洋医学が不得意とする分野なんです!
 
 
じゃあ、PMS月経前症候群)の改善には
漢方があっているんじゃない??
 
って思いますよね???
 
そうなんです、PMS月経前症候群)という
疾患の改善に漢方は適しています。
 
 
 
でも、実際現在の日本では、
本当に漢方に精通した漢方医
少ないんです。
 
というのも、日本で医師と名乗れるのは、
西洋医学を6年間大學で修め、
西洋医学の医師国家試験をパスし、
2年間の研修医期間を経験しないといけません。
 
その上に、
東洋医学の深い知識と、
たくさんの患者さんを診ることで得られる
経験値やカンを身に付けなければなりません。
 
そして、そんな苦労をして漢方医の称号を
手に入れたとしても、、
あやしい漢方薬局の人?ぐらいの
認識しかされないこともあります。
 
 
高額な授業料と長い期間の努力の結果、
漢方を専門にする医師になろうとする
若者は本当に少数です。
 
 

漢方が生理前のPMSの改善などで見直されている

 

でも、最近漢方が見直されてきています。
 
それは、漢方には実際に改善効果があるからです。
若いお医者さんの中には、漢方を大学の授業で
きちんと学んだ人も多くなってきました。
漢方薬が保険適応されたのは昭和51年で比較的最近の話です)
 
 
しかし、その一方で、
ちょっと漢方のハウツー本を読んで、
ツ○ラの漢方を処方する
お医者さんも結構います。
 
それで『漢方医』って名乗っている医師も
かなりの数居ます。
 
漢方を普及させたいからって、
漢方医の協会がハードルを下げている
っていう部分も見受けられます。
 
 
 
そして最近では薬局でも、漢方薬が市販されて、
気軽に購入することができますよね?
 
たとえば風邪を引いたときには、
ケミカル風邪薬ではなく
葛根湯をのむという人も
多いんではないでしょうか?
 
それは、ケミカルなものよりも、
体に負担が少なそうという理由でしょうか?
 
 
確かに、きちんと管理された場所
採取された植物や動物などから作られた生薬は、
そういった事が当てはまるかもしれません。
 
 
 
しかし、漢方薬の生薬の主な原産地って
どこだと思いますか?
 
 
漢方の本場中国や、そのお隣韓国です。
 
 
 
残留農薬や環境汚染が問題になっている、
場所の自然の中で採取された生薬…
 
本当に安全で体にやさしいでしょうか?
 
 
大手の漢方薬メーカーで、
原料に使用可能農薬以外が検出されたという
内部文書が流失したというニュースもありましたよね?
 
 

漢方薬は本来ならばオーダーメード

 
そして、基本的に漢方薬というのは、
個人の体質や症状に合わせて処方される
オーダーメードなんです!!
 
 
もちろん「葛根湯」などの成分や量が
決まった薬が存在するのですが、
それを基本にして患者さんの症状に
合わせて量や配合を微調整します。
 
 
そういった事により、
それにより薬が自分にぴったり合うように
なります。
 
 
でもその様に生薬を微調整して処方してくれる、
漢方医というのはとても少ないんです。
 
そして生薬を処方してくれるからと言って、
優れた漢方医であるというわけでも無い
という問題もあります。
 
 
ましてや市販されている漢方薬って、
みんな同じ成分・同じ量ですよね?
(メーカによって違いはあります)
 
体重120㎏のマッチョな男性も
体重40㎏の虚弱体質な女性も、
同じ市販の「葛根湯」で大丈夫でしょうか?
 
 
答えは、厳密に言えばNO!です。
 
 

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漢方はとっても優れた医学です。
 
私自身、漢方で奇跡的な改善を感じたことも、
過去にあります。
 
(その奇跡を起こしてくださった漢方医は
 高齢で最近廃業されてしまいました)
 
 
もっと、安全で安心な生薬が使用され、
日本でも本来的な漢方の治療が受けられる
ようになってほしいと願っています!!