生理前の不快な症状ってPMS(月経前症候群)?
PMS(月経前症候群)って、知っていますか?
たとえば・・・
急に自分が自分でないみたいに、
感情のコントロールがうまくいかなくなる。
イライラが止まらなくなり、
一日中、次の日もずっとイライラしている。
体がだるくて何もする気が起きず、眠いのに寝ようとすると熟睡できない。
頭が働かず集中力が続かないため、何も考えられなくなる。
家族や彼氏などに、感情的になってやつあたりをしてしまう。
無気力で何もしたくなくて、家に引きこもっていたい。
自分の存在や生活がつまらないものに感じて、投げ出してしまいたくなる。
そんな状態が3日以上続き、生理が来るとじょじょに治まる。
PMSとは
生理の二週間ぐらい前から、女性のからだや心に不快な症状が出ることを言います。
たとえば、むくみ、吐き気、めまい、腹痛、胃痛、頭痛などの体の症状や、
イライラする、攻撃的になる、泣きたくなる、突然号泣してしまうなどです。
でも、PMS(月経前症候群)っていう言葉が一般的になってきたのは、
比較的最近ですよね?
ですので、まだ自分で気づいていない女性や
まだまだ周囲にも理解されないことも多く、
「女性の甘え」
など誤解を受けやすい疾患です。
もしあなたが、生理前のつらい症状に心当たりがあるならば、
しっかりと自分の体と向き合って、改善の道を探ってみましょう。
PMS(月経前症候群)と生理周期
PMSって生理の周期がきちんと決まっていないという人は、
とっても気づきにくい疾患なんです。
なぜなら、その名の通り…
「生理の前、2週間~生理開始までに不快感が3~10日続く症状」
とされているからなんです。
生理がいつか分かっていない状態で、
その症状を判断するのはとっても難しいですよね?
それは、まず忙しい合間を縫ってでも、
一度婦人科を受診してみましょう。
婦人科医は女性の体のプロフェッショナルです。
あなたの体の中で起こっていることを、
経験的・科学的にきちんと診察して、
診断してくれます。
そうだったらお医者さんの治療をしながら、
お医者さんはPMS(月経前症候群)の診断は的確にしてくれますが、
PMS(月経前症候群)を確実に治療できるかとなると微妙なんです。
それというのも、じつは誰にでも効果のあるPMSの特効薬って
まだこの世に存在していないんです!!!
なので、症状に合わせた治療法や改善法を試してゆき、
自分に合った改善方法を見つけて行くしかないんです。
PMSの改善には、食事療法や運動療法サプリメントなどの体質改善、
低用量ピルや漢方薬などの医療機関で受ける治療などがあります。
すこしづつ、ハードルの低いところから試していって、
本当に改善する方法を探してみましょう。